こんばんは いまんです。
今日は出張明けで久々の出社でした。そういえば初めての導入も2月だったんです。
それでは、どうぞ。
とにかく印象に残っているデビュー戦
『初めて』ってなんでも印象に残ると思うんですが私のデビュー戦は何回も思い出す、、というか何回でも思い出したい経験でした。
場所は県外でして私は初めて訪れる土地です。初めての出張で浮かれていた私は仕事とはいえ、旅行みたいなもんでしょ~なんて思っていたわけです。
でもみなさまご安心を。甘い考えはちゃんと打ち砕かれます。 笑
その時はインストラクターとしてお客様に操作説明をするのが役目だったのですが、ご担当者様が少し几帳面な方というのもあり、、説明をしている中で怒られることがしょっちゅうでした。怒られるたびに訪問するのも嫌になり、確認事項があって電話しないといけないのに受話器が取れないまま明日すればいいやと後回しばかり。
でも状況が変わったのはひとつのご要望がきっかけでした。それは今まで出来ていた入力方法で新しいシステムでも入力をしたいというもの。そんなの無理だよぉと思いながらもこれはどうですか?こちらは?と提案をつづけていました。
どうせまたつっぱねられるよねと思いながらも再び提案しにいくと、、、
『いいじゃない』と。
その時に あ、、この方はただ否定したいわけじゃないんだと気づき、認められた事がとても嬉く感じました。
ふとしたきっかけで認めてもらうと、貪欲な私は認められるだけじゃなくてこの人を喜ばせたい。せっかくお金払って買ってもらったシステムだもん、すこしでも多くいい機能を知ってもらいたい。と思い行動するようになりました。(単純な私は褒めてもらうとすぐに「この人好き」スイッチがはいります。笑)
そういった気持ちは自然と表現されていたんでしょうね。だんだんとご担当者様の雰囲気も柔らかくなり 〇〇はお土産で人気だよとか、あのお店は有名だから絶対食べたほうがいい!と仕事以外のお話で盛り上がる事も多くなりました。
経験を重ねた今だからこそ分かるのですが今までの使い慣れたシステムから入れ替えるのはどのお客様も不安が大きく、デメリットばかりが目につきます。その気持ちから新しいシステムに対して苦手意識を持ち、否定から始まっていくお客様はけっこう多いのです。
無理だと思った要求でもとりあえず自分なりの答えを返してみる。突き返されたら別な視点から練り直してもう一度返してみる。それを繰り返すと以外にOKをいただけたり、要望の真意にたどりつけたりします。
・否定されたからといって提案をやめない
・相手を好きになれるきっかけを見逃さない
そういえばあの時頂いた恵方巻に入っていたおみくじは「中吉」だったなぁと今回の出張先で頂いた恵方巻を食べながら思い出しました。
「初めて」を良い思い出にするために。